日本酒の復権

店主なるきち

2011年02月08日 13:07

今日の福岡は久しぶりに冷たい雨が降ってきました。

昨日、Yahooのニュースを見ていたら、老舗大手日本酒メーカー11社が協力して
販促イベントや販促企画をする事が書いてありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000503-san-bus_all

日本国内に日本酒メーカーが約1,800社の内の11社なのですが、
この11社の生産量だけで48.5%のシェアを占めると言うからすごい。
その中で、ある会社の営業企画部長さんが、
「この10年、フルーティーな吟醸酒や日本酒カクテルなど、
新たな楽しみ方を提案してきたが、大きな回復にはつながらなかった」

とコメントして顔をしかめていたそうです。
過度に香る吟醸酒や本質を外した商品を、
一時的ならまだしも消費者が継続的に指示するわけありません。
いまでも同じようなことをやっている御蔵さんも多いですが、
それでは日本酒の復権は期待できないでしょう。


ワインや焼酎を見てみると、料飲店さんで飲まれるだけでなく、
家庭で料理と一緒にテーブルの上に置かれる存在になりました。
香りが高いお酒と料理がが合うわけはなく、
その香りから来る甘みが料理に合うわけはありません。
ましてや要冷蔵のお酒ばかりでは、料飲店さんでも管理しにくいのに
一般家庭で気軽に飲むことは難しい。

そして、流行ではダメ。次のが流行れば8割はそっちに移ります。
食生活や文化として成り立たないと同じ事が繰り返されるでしょう。

どうやら答えが見えてきましたね(^^)

日本酒の復権はここにあり!
あくまで持論ですが・・・(^^;

いかん、字がいっぱい(>

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