萩の鶴 山廃純米原酒21by は飲み頃!
東日本大震災で震度7を記録した宮城県栗原市の地酒です。
お酒を造るのは、ご子息である佐藤曜平杜氏。
30歳ちょっとの若い好青年ですが、造るお酒は
「若いお兄ちゃんが造ったとは思えないほどの旨さ!」
昨夜開栓したこのお酒の旨さは感動物でした!!
色は濃いレモンイエロー、柔らかい乳酸の香りに癒されます。
マッタリした中に、しっかりしたさんが主張しています。
お米のふくよかな旨味がふくふくと口にあふれ、舌に染み入る。
力強くて柔らかい。
完成度かなり高い純米酒です。
酵母は、昭和21年に長野県にある「真澄」のもろみから分離された優良酵母で、
最近若手の造り手さんの中で人気の協会7号。
発酵力が強く華やかな香りが特徴ですが、9号ほど華やかではありません。
もともとは吟醸酵母ですが、最近は純米にもよく使われています。
深みがあり香りは清楚でサラッとした感じでしょうか。
カプロン酸エチル系の香りはありません。
昨今は、バイオ系酵母で香りが異常に高い純米酒も増えていますが、
店主なるきちは、厚化粧のお酒は苦手です。
このお酒のように、純米酒らしい旨味のある薄化粧のお酒が好きですね!
この味で2,625円は、とてもお買い得だと思います。
若い方には、こんなお酒を飲んで欲しいものです。
・萩の鶴 山廃純米原酒21by 1,8L 2,625円
宮城県産米 蔵の華60%精米、alc 17%、協会7号酵母
日本酒度+2、酸度2.0
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