エエ感じ!一年熟成呑切原酒

店主なるきち

2012年06月26日 12:54

昨日から、酒庫なりよしは百合の香りでいっぱいです。


お酒を搾り、出来上がったお酒はタンクで(もしくは瓶で)貯蔵されます。

その貯蔵されたお酒の状態を確かめるために、

タンクの飲み口を切ってお酒を出し、

官能検査する行事を「呑み切り」と言います。

石川県の菊姫さんでは、

「呑み切り」の際に少量だけ瓶詰めして発売されます。

今年もその呑み切り原酒の案内が来ました。


でも、酒庫なりよしの冷蔵庫には昨年の呑み切り原酒が数本・・・。

う~ん中身が気になる・・・ということで開栓。

薄い山吹色。

クリーミーな乳酸の上立ち香。

香りをみると、乳酸の中にうっすらと熟した香りがあります。

口に含むと、まだ酸がかなり高いのですが、同時にまだ渋い。

おいおい、コイツはまだ若いぞ!

口の中に含んだままでいると、徐々にまったり感が出てきた。

お~、昨年開栓時に比べて酸が丸くなりまったり感が増しています。

良い感じに熟してきたんじゃないの?


少し水を足してお燗すると、

柔らかくなり、とがった酸もオレンジピールのように優しくなった。

その夜は贅沢にも馬刺!

食べて飲むと益々お酒が柔らかくなり旨い!!

菊姫さんには悪いけど、このまま熟成酒として販売することに決定。

熟成酒を出しているくらいだから良いだろう(^^;

★菊姫 山廃純米酒 呑み切り原酒22by 1,8L 3,500円

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