2010年10月26日

お酒のハネ

今日の福岡は寒いです(><)最高気温15度、強い風が吹いています。

先日届いた奈良県宇陀市の「睡龍 純米 生詰ひやおろし20by」と

「睡龍 生もと純米 生詰ひやおろし19by」。

純米は二夏越したのでひやひやおろし!?

生もと純米は三夏越したのでひやひやひやおろし!?

冗談はさておき、久保本家酒造さんでは毎年ひやおろしの発売時期が

決まっていないそうです。なざなら、毎年利き酒をして決めるからです。

飲み頃になった時が発売時期なのです。もちろん『生詰め』です。

お酒のハネ

最近は、ひやおろしの定義と違う生詰め以外のお酒も多いですね。

さらに、生詰めなのでこんな紙が商品と一緒に同送されます。

お酒のハネ

あらためてまともな造り酒屋さんなんだな~っと感心しました。


さて、話は少し変わりますが一升瓶や四合瓶に詰められているお酒の

一番旨くない部分ってご存じですか?

これは、意外と知らない人が多い。

それは、栓を開けて一番最初に注がれる「ハネ」と言われる部分です。

岐阜の醴泉さんでは「デッドスペース」とおっしゃっていましたっけ。

蔵元さんの中でも、そんなの関係ない!とおっしゃる方や、

開栓前に、瓶をひっくり返して混ぜる人もいらっしゃいますが、

店主なるきちの実体験で言えば、『ハネ』と言われる最初の部分は、

ツンツンと刺激があり旨くありません!

某お酒の会では、お酒を参加者に注ぐ前にハネ部分をはねて注ぐところもあります。

原因はわかりません。ただ単純に、二杯目と味が違う!!

行きつけの酒屋さんからお酒を買って、二つのグラスに1杯目と2杯目を注いで

確かめてみてください。

ただそれだけのことですが、利き酒をする場合にはハネ部分をはねることにより

お酒本来の味わいがわかるはずです。

日本酒って不思議です。それだけに興味深いですね(^o^)/^

旨さに勝る物はなし!シャキーン!!
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Posted by 店主なるきち at 14:07│Comments(0)酒庫なり流日本酒講座
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