2011年10月09日

木桶を飲まなきゃ竹鶴は語れない!

9月27日にご紹介した竹鶴酒造 石川杜氏の「木桶ロマン」。
http://umazake.exblog.jp/16903448/

その木桶で造ったが、蔵内で一年半の間じっくり熟成させて

ようやく発売されました。

木桶を飲まなきゃ竹鶴は語れない!
・小笹屋竹鶴 生もと純米原酒 無濾過 
             木桶仕込み 仕込第9号 21by 1,8L 5,250円
・小笹屋竹鶴 生もと純米原酒 無濾過 
             木桶仕込み 仕込第10号 21by 1,8L 5,250円


これを飲まなきゃ竹鶴は語れません!

原料米は、2種類とも広島雄町の70%精米。酵母は無添加です。

全く同じ原料で同じように仕込んだ同じお酒なのですが、

仕込み桶が違えば微妙に味が違います。

木桶を飲まなきゃ竹鶴は語れない!
まずは仕込9号から。

かなり濃い山吹色。

上立ち香からすでにだし汁のような香りが立ち上がります。

香りは、とても香ばしくてナッツ、ビターチョコ、ピーナツバターの香りで

クリーミーさもあります。とても個性的で独特。

口に含むと、口の中でパンッと弾ける香ばしさと酸。

う~ん、今まで飲んだことのない味です。

濃厚だけどクリアーな透明感、重そうだけど軽快、

このキレの良さは、やはり生もとなんでしょうね。

ついついもう一口飲みたくなります。

続いて仕込10号。

若干9号よりも色は薄め。

香りも9号よりも大人しめなのですが、

口に含むと、とてつもない力強さとパンチ力のある旨味が広がります。

これでもか!という感じでどんどん押してくる渋味、苦味、酸味、

甘み、そして辛味。

見た目は大人しそうですが、仕込9号よりも強烈で辛い。

去年の呑み切り会では、10号が大人しい感じでしたが、逆転しています。

2種類とも、冷温よりもひややお燗が良い!

ワイングラスで飲むと、雰囲気ががらりと変わるおもしろさもあります。

上等のスコッチウイスキーや熟成させたシェリーのように濃厚且つ濃密。

洋酒バーで出しても面白いお酒です。

木桶を飲まなきゃ竹鶴は語れない!
開栓2日目はさらに丸みを帯びて旨酒になっていました。

この旨さ、口ではなく体で感じてほしい!

【限定品】です。お買い求めはお早めに。

umazake Saves The Earth
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Posted by 店主なるきち at 13:05│Comments(0)今日の一本
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