2012年10月28日

損をしないお燗酒の選び方

今日は久しぶりに絶好調のお天気!

あったか~い(^^)

先日、昔のCDを引っ張り出してきて、

一人ドライブの時に聴いているのがコレ。



ガンズ・アンド・ローゼスのライブ版。

忙しい時に聴くと頭の中がスッキリ!

逆にテンション低い時に聴くとテンション上げ上げになる!!

約20年前の楽曲ながら今聴いても新鮮ですね(^^)


さて、10月も後半になり朝晩は涼しくなったこの頃。

温かいおでんや鍋が美味しい季節です。

そして、そして、

燗酒が恋しい季節でもあります。

しかしながら、一口に燗酒と言っても、

燗上がりするお酒もあれば、燗上がりしないお酒もあります。

損をしないお燗酒の選び方
酒庫なりよしでは現在、店内で「生もと」特集の陳列をしていますが、

この「生もと造り」や「山廃造り」、そしてお米の旨味がある純米酒は

お燗をすると“燗上がり”するのです。

逆に、生酒や吟醸酒は一般的にあまりお燗に向きません。
(吟醸酒の中でも、睡龍や竹鶴、妙の華などお燗に合う吟醸酒もあります。)

それはなぜでしょうか?

答えは・・・



です。

吟醸酒には、リンゴ酸やクエン酸などが多く含まれていて、

それらの酸は冷やすと美味しいのですが、温めると不味い(><)

また、吟醸酒にはカプロン酸エチルや酢酸エチル・酢酸イソアミルなどの

香りの元になる成分を多く含んでいるのですが、

これらを温めると苦~くなるのです。

方や、純米酒や生もと造り・山廃造りのお酒には、

コハク酸や乳酸・アミノ酸の割合が多く、

それらの酸は、温めると旨くなるんですね(^o^)v

最近、「生もと」や「山廃」のお酒が増えてきましたが、

一般的なお酒の造り方と何が違うの?と思っている方も多いことでしょう。

もしくは、「生もと」「山廃」を、お酒の名前と勘違いしている方も

多いかもしれません。

簡単に言えば、お酒を造る際に雑菌の繁殖を防ぐために

乳酸が必要なのですが、

その乳酸を得る方法の違いが「生もと」や「山廃」、

そして現在一般的な造り方と言われる「速醸」の違いなのです。

「生もと」や「山廃」は、普通の純米酒よりも乳酸の割合が多いので、

お燗にピッタリ!という訳ですねv(^^)v

でもでも、中には“なんちゃって生もと”のお酒もありますので、

くれぐれもお気を付けください(^^;

損をしないお燗酒の選び方、いつでも相談にのります!

umazake Saves The Earth

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Posted by 店主なるきち at 14:33│Comments(0)酒庫なり流日本酒講座
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